大垣市俵町の和菓子店「御菓子つちや」は、夏場の新商品「やわらか水羊羹(みずようかん)-絹-」を発売した。病院に納品している嚥下(えんげ)食の技術を応用した水ようかんで、のみ込む力の弱い人も食べられる軟らかさが特徴。
槌谷祐哉社長(47)は「一般の方ものみ込む力の弱い方も、おいしいと言ってもらえるお菓子が作りたかった」と話しています。
昨春、垂井町の不破ノ関病院の管理栄養士から相談を受け、のみ込む力の弱い高齢者らも食べられる甘味の開発を始めた。七月に水ようかんを完成させ、おはぎも考案。現在は県内の複数の病院から注文を受けてケーキなども納品しています。
水ようかんの開発を知った顧客から「祖母にも食べさせたい」などと商品化を期待する声が寄せられた。それまで定番商品としての水ようかんの販売はなく、年明けごろから商品開発に着手した。新商品は口の中で舌でつぶせるほどの硬さで、ようかんの表面に浮き出す水分を少なくしてむせないよう工夫した。小豆の風味が味わえるよう甘さは控え、賞味期限は一カ月ほどと日持ちする。一般的な水ようかんに入れる寒天は使わなかったという。
一個三百二十四円で、販売は八月末まで。槌谷社長は「入院患者だけでなく、家庭で食べていてもむせてしまう人もいる。食べる怖さを和らげることができれば」とPRしている。(問)つちや=0584(78)2111
中日新聞より
嚥下(えんげ)食とは?

嚥下食とは、飲み込みや咀嚼といった嚥下機能の低下がみられる場合に、嚥下機能のレベルに合わせて、飲み込みやすいように形態やとろみ、食塊のまとまりやすさなどを調整した食事のことを言います。嚥下訓練に使用される嚥下訓練食品も含まれます。
口から食べる喜び
私たちは、日々の食事からさまざまな栄養成分を吸収し、必要なエネルギーを創造し続けるとともに、おいしさや香ばしさ、みずみずしさなどを味わうことで、「生きる喜び」を実感し、新たな気力を産み出す力にしています。
そうした食事のもつ精神面の作用は、「口から食べる」ことによって初めて機能します。
さらに、脳や口腔、咽頭、さらには食道、胃、大腸をはじめとする各消化器官の機能を動かすことで、人間がもつ複雑な活動を正常にバランス良く維持することができます。
このように「人間が人間らしく生きる」うえで、「口から食べる」ことは、欠かすことのできない大切な条件と言えます。

僕たちが普通に食べているものでも高齢者の方にとっては大変なことであり、口から食べれる喜びは計り知れないことかもしれません。</
高齢者など、飲み込む力がない方のために嚥下の技術を応用して、新しい和菓子を発売する御菓子つちやはほんとうに素晴らしいです。



自分の地元がこんな優しいお店があるということを誇らしく思います
「やわらか水羊羹(みずようかん)-絹-」 は 幅広い年齢の人たちに小豆の風味を楽しんでもらえるよう、甘さは程よく抑えたそうです。
みなさんも大垣に来た方は家族で楽しめる水ようかんはどうですか?
御菓子つちやの新名物【みずのいろ】
御菓子つちやといえば 宝暦5年(1755年)創業と言う圧巻の歴史を持つ大垣の人気和菓子屋さん 。
柿羊羹を中心とした柿を使ったお菓子や、季節の和菓子を製造し、販売する柿羊羹や 大垣名物の水まんじゅうは、夏の風物詩として親しまれています。


さらにつちやでは今全国での話題の新名物【みずのいろ】が注目を集めています!!
【みずのいろ】は 日本経済新聞プラスワン全国お菓子ランキング第3位!を獲得、
その後も『世界一美しい和菓子』として数々のメディアでも紹介されている話題のお菓子です。
この商品は職人が丹精込めて一枚ずつ手作りいたしており、その色合いのきれいさからインスタ映えもすると話題に!!
見て楽しむことが出来て、食べても楽しむことが出来るみずのいろはプレゼントや贈り物にも最適です!!





御菓子つちやは大垣市民自慢のお店ですね!!
『水ようかん』も『みずのいろ』も食べてみてくださいね
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